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2023.03.24

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たった一皿の料理で「思い」は国境を超える

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 毎年、カンボジア人実習生を連れて京阪神に観光に来ている。来月帰国する彼女達の労をねぎらい、少しでも日本の素晴らしさを記憶にとどめて欲しいと思っている。今年は例年と大きく違っていてビックリした。コロナも落ち着き、インバウンドも増えていたので観光地はどこも賑わっているとは思っていたが、想像をはるかに超えていた。海遊館は2時間待ちだし、大阪城も入口から100m以上の行列で入場を諦めた。京都の金閣寺は何と90%以上が外国人であった。これでメインの中国の方々の入国が始まったらどうなるものやら…
 そんなあわただしい観光旅行だったが、夜は初めて大阪のカンボジア料理専門店に伺った。日本人女性が一人で切り盛りしていて、こじんまりした店内は10人も入れないほどであった。その女性はカンボジアを一人で旅して独学でカンボジア料理を学んだという。カンボジアが大好き過ぎて、自らカンボジア人だと思っているとの事。我々が香川から来たというと、手を合わせて「有難い!!」と喜んで腕を振るってくれた。彼女のお勧めの料理を出されて一口口にした彼女たちの顔がみるみる満面の笑みに変わっていく。実習生達は「美味しい! 美味しい!」とあっという間に料理を平らげてしまったのだ。これはもう本物のカンボジア料理だと分かる。
 我々が店を出る際、女性店主が出て来てくれた。涙を流しながら実習生達と抱擁を交わし、別れを惜しんでいた。私も横で見ていて何とも目頭が熱くなった。たった一皿の料理で、ここまでも人のこころが通じ合うのだと思った。言うまでもなく2日間の観光旅行のメインイベントとなったのである。

代表取締役社長 板野 司

 

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