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2022.05.27

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カンボジア小史

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カンボジアのアンコール王朝は西暦802年から1431年にタイのアユタヤ王朝によって滅ぼされるまで、600年以上26代に渡ってその栄華を誇りました。最盛期の12-13世紀には、その版図はカンボジアシェムリアップを中心にしてタイ、ラオス、ベトナム、マレー半島からミャンマー、北は中国にまで及び、当時の東南アジアの政治/経済/宗教/文化の中心は、アンコール王朝の地=カンボジアにあったのです。
しかしその後フランスの植民地となる1863年までの400年以上に渡って、カンボジアはお隣のシャム(タイ)とベトナムとの挟み撃ち(二重支配)に遭い、遂に1863年にフランスに救いの手を求めてその植民地となりました。
1953年にシハヌーク国王によってフランスから独立を勝ち取りましたが、1970年代にポルポト派による実効支配を受け、数百万の知識人が虐殺されたクメールルージュという悲劇へと繋がっていきました。
第二次世界大戦中日本の植民地になった時代もありましたが、2019年外務省のカンボジア世論調査で日本は米中欧を凌いで最も信頼できる国の第一位に挙げられています。人口は1,630万、面積は日本の半分に過ぎないカンボジアですが、アセアン諸国の中央に位置するだけでなく、インド太平洋を繋ぐシーレーンにも面した地政学的な要所にもなります。この国にお世話になる機会を頂いたことに感謝しながら、日々カンボジア工場の運営に取り組みたいと思います。

顧問 光中 徹

 

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