スワニーは、1月20日～22日にかけてフランスパリのヴァンドーム広場で開催された「MAN/WOMAN PARIS AW23」というファッション展示会に出展しました！
「MAN/WOMAN PARIS AW23」は、アパレル以外に靴、鞄、アクセサリーなどの小物を含めた展示会で世界のバイヤーとブランドを繋ぐ展示会です。
スワニーは「MAN（紳士向け）」のカジュアルファッション展示会に参加。スポーツメーカーなど有名ブランドが多数出展する中、自社ブランドである「ELMER BY SWANY」の手袋を出展し、多くのお客様にブランドを認知していただけました。
展示会に参加した社長の板野、ブランド担当の中尾にインタビューし、自社ブランド「ELMER BY SWANY」（以下、ELMER）への想い、今後のブランド戦略について触れました！
-
―今回コロナ禍を経て3年ぶりの出展となりましたが、3年前と比べてなにか違いはありましたか？
中尾：３年前は、「ELMERって何？はじめて見るブランド！」というお客様が多かったですが、今回は「ELMER知ってる！インスタみてるよ！」というお客様が半分 以上で、認知度が上がっていることを実感しました！今回の展示会では50社ぐらいのお客様とお話をすることができ、新たな繋がりもたくさんできたので、本当によかったです。ヨーロッパのバイヤーさんだけにとどまらず、韓国の大手販売会社様からも2，3社来ていただきました！
―すごいですね！ELMERは5年前に立ち上げたブランドですよね？そこから、SNS、販売を通してどんどん認知度が上がってきてるんですねー！
板野：そうですね！ブランドの由来であるELMERは1893年にアメリカのグラバーズビルで手袋工場を始めた手袋職人のエルマーリトルという人物の名前です。その後、アメリカで有名な手袋会社のひとつになり、1980年にスワニーが買収しました。買収時、エルマーリトル社が大切にしていたテイストであるクラフトマンシップ、そしてスワニーの手袋のテイストであるスポーツマインド、エルマーリトル社とスワニーの想いを融合したアメリカンカジュアルの3つのテイストを今でも大切に受け継いでいます。
中尾：創業者の想いはもちろん、ELMERのブランドを立ち上げた時の想いも大切にしています。ブランドを立ち上げるにあたり、ブランディングやマーケット調査などに励んできた前任者の想いを引き継ぎ、代理店だけではなく、小売店、消費者の期待感を絶対に裏切ってはいけない、それに応えられるブランドで在り続けなければいけないと思っています。またそれに対する挑戦に怖がらず、前に進みたいと思っています。
―現在ELMERはヨーロッパを中心に展開していますが、どうしてヨーロッパをターゲットにしようと思ったのですか？
板野：市場調査をしたところ、ヨーロッパは革手袋の文化であるということ、アパレルは盛んですがカジュアルな手袋が少ないことが分かり、ELMERの特色であるアメリカンカジュアルの手袋は市場で受け入れられると思ったからです。
―なるほど、だからヨーロッパの展示会に出展しているんですね！展示会でのお客様の反応はどうでしたか？
中尾：たくさんのお客様が手袋に手を通してくださって、あったかい、手触りが良いとそれぞれの商品の特徴をとても共感してくれました。手袋のポケットから風よけの手袋が出てくる商品は「これは自転車に乗る用の手袋ですね！」と言ってくれて、こちら側の意図が商品を見たバイヤーさんに伝わっていることがとても嬉しかったです！
-
―そうなんですね！ELMERはとてもデザインがおしゃれだなと感じているんですけど、今回の展示会で一番売れた、人気だった商品は何だったんですか？
中尾：ボアのミトン手袋が一番売れましたね！また、色の配色を気に入っていただけたのはフリース生地のコンビのミトン手袋で、新商品であるゴアテックス入りの手袋、また自転車用のオーバーミトンの反応も良かったですね！
―あのボアのミトン手袋、本当にかわいいですよねー！私も買いたいと思ってます！（笑）
最後になりますが、今後このブランドをどのように発展させていきたいか教えてください。中尾：販売拡大はマストですが、できたら冬だけではなく、春夏商品を展開していきたいと思っています。始まりは手袋ですが、その他にもいろんなアイデアを練って他の商品の企画も考えてみたいですね！
板野：今回の展示会は将来的に可能性を感じた展示会でした。ブランドの認知がとても広がっており、ブランドが受け入れられていることを再認識したので、これからも成長していけると思っています。今後も継続してお客様に対してブランドの背景やストーリーをきっちり打ち出していくことが重要だと感じています！
―板野社長、中尾課長、ありがとうございました！
私も広報として今後のブランド発展に貢献できるように頑張りたいと思います！！《取材を通して》
ELMER が誕生するまでの背景、そのストーリーから想いを引き継ぎ、今も発展し続けているブランドであるということを肌で感じられた取材でした。エルマーリトル社とスワニーの想いを今でも大切にしているからこそ、たくさんのお客様から愛用していただける商品へ進展していることが分かり、今後の商品展開が楽しみになりました。
これからも自社ブランドの認知度を上げるために、広報としてもブランドの発信を積極的にしていき、より多くのお客様にスワニーの商品を知ってもらえるきっかけを作っていきたいと思います。 -
-
